以前、ミシュランのビブグルマンに選ばれた篠山にあるボーシュマン。
うちの奥さんが前から行きたいと言っていたので、先日アクアを購入したしドライブがてらランチを頂きに伺いました。
こんなところに噂のフレンチが!!という場所でしたが、お店の方が親切でまた行きたいと思えるお店でした。
季節毎にこだわった食材を使っているようだったので、今回は春の山菜シーズンのメニューをレビュー・紹介します。
ボーシュマンへのアクセス:丹南篠山口ICから車で15分
僕たちは、ボーシュマンへは車で行きましたが、それ以外の交通手段は難しいかと思います。もう一組の方も滋賀ナンバーでしたが、車で来られていました。
お酒も飲みたくなるメニューだったので、ちょっともったいないですよね。
最寄りの高速ICは、舞鶴道の丹南篠山口IC。高速を下りてからは、車で15分くらいではないでしょうか?
古いナビで検索すると、移転前のボーシュマンが出てきたので注意が必要です。新しい住所を入れて検索することをおすすめします!
僕たちは京都市内から1時間ちょっと走って下道で伺いました。
お店の外観は普通の一軒家のよう。お店自体がそんなに大きくないため、駐車場も広くはありません。
写真がないんですが、この家の向い[南側]の河川沿いに5-6台は停めれるかと思います。
ボーシュマンのレビュー
ボーシュマンへは電話で1週間前に予約して行きました。コースメニューしかないので、必ず予約してから伺いましょう!
まずお店に入る前に目に入ったのが、子ヤギです(; ・`д・´)
河川沿いで草をむしゃむしゃ食べていました!!
まぁ、周りに何もないような場所なのですが、日本ではなかなか斬新な絵でした。
しかし、子ヤギだけではありません。
反対側の庭には、放し飼いにされているニワトリもいました!!
こちらもむしゃむしゃ草?を食べています。
これだけでも、食材にこだわったレストランであることがわかりますよね!
それでは、気になる店内に入ってみましょう!
ボーシュマンのレストラン内は?
入ると、大きく分けて3つのテーブルがありました。
お店の方は、シェフが1人と奥さん?ですかね?
2人で切り盛りされているようです。
今回訪れたのは土曜日のランチ。僕たち夫婦以外にも家族連れのお客さんが3名1組いっらっしゃいました。
ボーシュマン3月の山菜ランチメニュー
僕たちが伺ったのは3月下旬の山菜シーズン。
まだあまり野菜が採れないとのことで、今回の食材は山菜をふんだんに使ったメニューでした。
ランチメニューは税別で4,000円と6,000円の2つのメニューから選べます。
2人とも同じメニューを選ばないといけなかったで、今回は4,000円のメニューに追加でパスタを注文しました。6,000円のメニューだと写真のメニューにもう1品追加とメイン料理が何種類かから選べる感じだったかと思います。
ドリンク類はビールやワイン、ノンアルコールドリンクも全てこだわっているように思いました[運転があるので、僕たちは無料のお水で今回は我慢しましたが]。
それでは、頂いたランチメニューを写真付きで紹介します。
うちの奥さんはこの野菜プレートに惹かれてボーシュマンに行きたかったと言ってました。
そうそう、ボーシュマン=beau-cheminとはどうゆう意味なのかな?と思いボーシュマンの奥さんに聞いてみたところ、“美しい小路”という意味だそうです。
名前の由来を聞くのを忘れましたので、次訪れる際に聞いてみようと思います。
話が逸れましたが、野菜・山菜プレートがこちらです↓
時期的なもので山菜の天ぷらが多くなっていますが、もう少し夏ごろに近づくと、ラディッシュやトマトなどより色味の強い野菜が出てくるみたいなので、インスタ映えするかと思います。
山菜は何があったか全部は覚えていないのですが、“ふきのとう”と“こごみ”がありました。黄色の花は“菜の花”でこれも食べれます。あとは、ショウガのようなシャキシャキ感が楽しめる“菊芋”、ちょっとピリ辛い“わさび菜”が印象的でした。
添えられた岩塩やオリーブオイルで頂きましたが、脂のしつこさがないのでいくらでも食べれるような感じで夫婦そろってペロっと頂いてしまいました(;^ω^)
続いては、デカンショネギを使ったポタージュです。
ここでは自家製のパンも一緒にでてきました。自家製パンは後でおかわりもできるのが嬉しかったです。
デカンショネギとは、篠山におけるブランドネギの一種で、普通のネギよりも甘味の強いネギとして使用されています。
なので、このポタージュもいわゆるネギ臭さが強くなく、甘味のあるさっぱりとした味わいでした。
パンはおそらく普通の小麦とライ麦のパンの2種類。どちらも美味しいですが、ライ麦パンってあまり食べる機会がないので、個人的にはライ麦パンの方がオススメです!
メインは鶏肉の煮込みです。
鶏肉と聞くと、庭にいたニワトリを思い出しますが、庭のニワトリは鶏卵用とのことで決して食べることはありませんとおっしゃってました(;^ω^)
写真ではわかりにくいですが、鶏肉の部位はもも・むね・手羽先と3種類使われていたかと思います。燻製塩と唐辛子だったかな?辛いスパイスが添えられていますが、スパイスは辛く口の中で残ってしまったので、燻製塩だけ使用した方が良かったかなと思いました。
ビネガーというのはバルサミコなのかな?あまり普段食べたことがない味付けだったので、篠山鶏は美味しかったということしか記憶に残ってないです( ̄ー ̄)
ちょっとコースにしてはお腹が物足りないので、2人で1人前だけ追加メニューを頼むことにしました↓
奥さんがほとんど食べて、一口しか食べてないので味はしっかりと覚えていません(*´Д`)すみません。確か、まず口に入れた感じは、ふきのとうの香りが強く、噛むと口の中に苦みが広がって個人的にはこの苦みとパスタの組み合わせは良かったかなと思いました。ただ、ふきのとうの香りはあまり好みではなかった記憶があります。
はっさくとはこれもまた季節ものですね。
そして気になったのは、ヤギのミルク。
外で飼われている子ヤギのミルクではないかと思います。
子ヤギやヤギのチーズは新婚旅行先のオランダで食べたことがあり、地元でも高級品として扱われています。牛のチーズと違った濃厚さがなく、さっぱりとそして甘さのあるチーズだったんですよね。
今回のヤギのミルクアイスは、まさに新婚旅行先のオランダのチーズを思い出しました。さっぱりとした味わいのミルクですが、これは好みが分かれると思います。うちの奥さんは美味しいと言っていましたが、僕は2-3口だけで十分でした。
もともとヤギのチーズを食べた時もそうでしたが、独特のヤギの生臭さが残ってるんですよね。チーズのときはそこまで感じませんでしたが、今回はずっと食べてると口の中にしっかり残ってくる感じがあったので、2-3口で十分かなといった感じでした。
写真の左側はエスプレッソ。
おかわりも聞いていただいたので2杯頂きました。
写真にはないですが、最後にマドレーヌもひとつずつ頂き、エスプレッソと一緒にゆっくりと優雅な時間を過ごすことができました。
間違いなく次も行きたいレストランなんですが、ちょっとランチで4,000円は高いのかなと。少人数のお店でコース料理なので、採算を考えれば仕方ないのかなと思いますが、4,000円ならお腹の満腹具合からしても、もう一品欲しかったという印象でした。
ただし、ボーシュマンさんのシェフ・奥様ともに温かく親しみやすい感じの雰囲気はすごく居心地が良かったです。
素材・食材にこだわっている感じ、丁寧に説明してくれる姿勢は料理を楽しめること間違いないでしょう!
これまではクレジットカードに対応してませんでしたが、今後対応予定とのことで、AirPayの機械が届いたので、まもなく導入するとおっしゃってました(^^)/値段が値段なので、キャッシュレス決済があると助かると思います。
以上、コスパだけがネックのレストランでしたが、違う季節にも訪れたいと思えるレストランでしたので、またそのときには追加でレビュー記事を書きたいと思います。