先日、結婚して以来初めての引っ越しを経験しました。
これまでも何度か引っ越しはしましたが、独身だったため一人暮らし向けの単身パックのような引っ越しサービスしか使用したことがありませんでした。ただ、単身パックも相見積もりをすれば半額以下になることは経験済みでしたので、その時の経験を生かして今回引っ越し料金の値下げ交渉に挑み、他社の半額以下まで値下げすることに成功しました。
その値下げ交渉の手順についてまとめてみました。
引っ越し料金は相見積もり後に値下げされる
まずは今回の引っ越し料金の概要だけお伝えしておきます。
今回の引っ越しは4月上旬の繁忙期での引っ越しだったため、大手での初回見積もり金額が約23万円と高額でした。
最終的には、地元の引っ越し業者にお願いし、支払った金額は7万5000円まで値下げすることができました。
23万円→7万5000円なので約68%引きの値下げに成功しました。
どのように交渉したかというと、複数の引っ越し業者から相見積もりを取っただけです。
独身の際に学んだ相見積もりの方法と一緒に、実際にどのように値下げ交渉に挑んだのかろ紹介します。
独身の際の引っ越し料金
独身の際は、引っ越し料金の一括見積りサイトへお願いしただけです。
僕の場合は、具体的な金額が3社ほどメールで流れてきて、営業の電話もいくつか掛かってきました。
引っ越し時期が2月上旬と特に繁忙期でもなかったので、値引き交渉はしやすかったと思います。
各社見積り金額に幅がありましたが、2万円~5万円程度の間でした。
初回見積り5万円→2万円へ値下げ交渉成功
注意が必要なのが、”2万円~”とメールに記載してあった引っ越し業者です。
実際に電話で引っ越し料金の確認をしてみると5万円程度と言われました。
5万円と言われたので、
僕:「他で見積り貰っている引っ越し業者の方が安いので、その金額でしたら結構です」
と断りました。
すると、
業:「他社の見積り金額はいくらですか?」
と聞かれることもあれば、
業:「かしこまりました、また必要があれば再度お問い合わせください」
と言われることもあります。
前者の場合は、明らかに相場より低くなければ引っ越し料金の値下げが可能です。
僕の場合、クロネコヤマトの単身パックを使用すれば2万4000円程度で収まっていたので、正直にその金額をお伝えしました。加えて、
僕:「2万円くらいで可能でしたら即決します」
とも伝えました。
その結果、電話の方の上司ですかね?決定権のある方から了承を得られましたということでした。
業:「税込2万円は厳しいので、税抜2万円=税込2万1600円でいかがでしょう?」
ということでしたので、僕はその場でお願いすることに決めました。
この一連の流れを見て思いますよね?
最初電話で言ってた5万円って何だったの(;^ω^)?
この時、引っ越し料金って言い値で決まるんだなと思いました。
逆に何も情報がないと高い金額のままになってしまいますので、事前にどのくらいが相場なのかは調べておきましょう!
とはいえ、クロネコヤマトの単身パックと比較するとあまり値引きはできてませんが、単身パックは搬入日と搬出日が別日なのが難点なんです。
総合的な面を含めて、通常の引っ越し業者にお願いした次第です。
ちなみにこの時に使用した引っ越し業者は、ハート引越センターさんでした。
夫婦2人の引っ越し料金
4月上旬と引っ越しシーズン真っ只中だったため、大手引っ越し業者では基本的に値引きは難しいようでした。
一人暮らしの際と同じく、まずは、引っ越し料金の一括見積りサイトへお願いしました。
メールでは2社しか見積り金額は頂けず、その他の業者は電話にて訪問見積りと言われました。結構電話も掛かってくるし、電話では見積り金額はわかりかねると言われることが多かった印象です。
メールでの見積り金額は、15~23万円程度でした。
初回見積り23万円→7万5000円へ値下げ交渉成功
初回見積り23万円とありますが、もう一社は15万円だったので実質は半額くらいでしょうか?
これから複数引っ越し業者間の訪問見積りに入ります。
一括見積り先からは、以前もお願いしたハート引っ越しセンターさんにお願いしました。
また、繁忙期のため大手引っ越し業者さんだけでは値下げ交渉は難しいと思い、価格.comで評判の良かった地元の引っ越し業者2社にも訪問見積りをお願いしました。
http://hikkoshi.kakaku.com/hikkoshi/
なので、合計3件の引っ越し業者に訪問見積りをお願いした形になります。
1社目:見積り金額8万7000円
1社目は、大阪地元の引っ越し業者さんです。
大阪から京都への引っ越し、しかも繁忙期・・・全く相場がわからなかったので希望額も特に伝えませんでした。
ただ、今回の訪問見積りが1社目であることと、あと2社相見積りを取る旨を伝えました。他社の具体的な引っ越し業者名を聞かれたので、会社名もお伝えしました。
おそらく他社の情報も持っているのではと思います。
そこで貰えた見積りが8万7000円でした。
ただこの見積りを貰った際に、
業:「他社の方が安ければもう一度連絡をください。なるべく頑張りますから」
と言われました。
おそらくまだもう少しは値引きの余地があったのではないかと思います。
2社目:見積り金額10万8000円
2社目の見積は1社目と同じ日にお願いしました。
見積りをお願いした中では大手のハート引っ越しセンターさんです。
見積り金額は10万8000円、これが限界ということでした。
大手になるほど広告費や販促費が掛かってしまうため、無理な値引きは厳しいということでした。
僕:「1社目では10万円切ってたんですが、相場としては安いんですかね?」
と聞くと、
業:「10万円切っているなら早く決めた方がいいですよ、繁忙期は日程も埋まっていきますから」
と新設に教えてくださりました。
2社目で引っ越しの値引きはできなかったものの、営業の方が親切で引っ越しの相場金額が分かったことが収穫でした。
3社目:見積り金額7万5000円
1社目に即決しようかと思いましたが、3社目もなんとか見積り金額を頑張りたいと電話で言ってくれたので、1・2社目の見積り3日後に3社目の見積りをお願いしました。
3社目も1社目と同様大阪地元の引っ越し業者さんです。
1社目の社名と見積り金額を聞かれたので、見積り金額を実際より安い税込で8万円とお伝えしました。1社目の営業さんの感じから8万円までは下げてくれると思ったからです。もちろん見積り書をわざわざ見せてはいませんよ(;^ω^)
しばらく経って頂いた見積り金額は7万5000円でした。
ただし、その場で決めてもらえたらという条件付きでした。
僕はあまりこの言い回しが好きではないですが、繁忙期なので1社目の日付が空いている保証はなかったため、即決することにしました。
繁忙期でなければ、この金額を1社目に提示して1社目で決めていたかと思います。
引っ越し料金値引き方法まとめ
引っ越し料金を値引きするに当たって、必要なステップは次の3つになります。
- 相見積もりを取る、できれば大手と地元業者
- 引っ越し料金の相場を知る
- 引っ越し料金の希望額を決め、相見積もりしている旨を伝え提案する
相見積もりを取らないと数万円から10万円以上損をするケースがあります。
しっかりと情報を集めて気持ちの良い引っ越しにしてください(^^)/
今回使用した引っ越し料金見積りサービス
◆大手引っ越し業者
◆地元の引っ越し業者
http://hikkoshi.kakaku.com/hikkoshi/