賃貸物件には1人暮らしの場合は平均で3年間、ファミリーで借りる場合は平均で6年間が入居期間であると言われています。
そのため、住居費を節約するためには入居時の家賃や管理費が非常に重要になってきます。
ファイナンシャルプランナーの視点からでは、出費の中で住居費が一番高く節約しやすいポイントになりますので、契約時が非常に重要です。
また、安易な引っ越しは礼金や引っ越し費がかさんできますのでなるべく避けたいですよね。
今回は、賃貸物件初心者向けに満足できる物件を手に入れるための内覧時に注意すべきチェックポイントを3つ紹介します。
賃貸物件を内覧する際の持ち物
- スリッパ
- カメラ[携帯電話]
- メジャー
内覧時の必需品:スリッパ
内覧するときにあると助かるのはスリッパです。
私がお世話になったアパマンショップさんは、お店の方が用意してくれましたが、その他の仲介会社さんは特に用意してくれるわけではなかったので、自分で持っていく方が良いでしょう。
空室期間が長いほど床は汚れていますからね。
内覧時の必需品:カメラ[携帯電話]
私の場合は1日に2つの仲介会社さん、合計8つの物件を内覧しました。
これだけ多くの物件を回ると、なかなか全てを覚えて比較することができませんので、こまめに写真を取ることをオススメします。
今の時代、ほとんどの方が持っている携帯電話のカメラ機能で十分でしょう!
内覧時の必需品:メジャー
内覧する際に唯一私が失敗してしまったポイントがあります。
それは、冷蔵庫の設置スペースです。
少し狭いかなぁと思いつつも、長さを測ったのは入居を決めた後。
冷蔵庫の幅が60cmなかったため、購入できる冷蔵庫がファミリータイプではほとんどなかったのです。
そのため、大きい冷蔵庫が欲しい主婦の方や既存の冷蔵庫を持ってこようと思っている方は、内覧時からメジャーが必須かと思います。
内覧時に見るべきポイント
- 天井のシミ、収納のカビ
- 都市ガス○ プロパン×
- インターネット環境、携帯電話の電波状況
- 窓の開け閉め
- エアコンの設置場所
- 冷蔵庫・洗濯機の設置場所
- カーテンの横幅・高さの確認
実は、私は今回賃貸物件の内覧が初めての超初心者でした。
そのため、何を確認したらいいのかあまりわからないまま当日を迎えましたが、やってみると後からわかるもんですよね(・∀・)
内覧時のチェックポイント①:天井のシミ
天井のシミや収納のカビは基本中の基本でしょう!
和室がある場合は、畳を上げて床が腐っていないか見る人もいるそうです。
内覧時のチェックポイント②:ガスの種類
内覧時ではなくても確認できますが、ガスを使用する場合は都市ガスを使用しましょう!
なぜなら、プロパンガスの場合2倍ほどガス代が掛かってくることがあるんです。
冬場の寒い時期だと月2万円に達することもあります。
光熱費を節約するなら間違いなく都市ガスです!
内覧時のチェックポイント③:インターネット環境と電波の確認
インターネットが無料で付いてくる物件もあれば、マンションが指定したインターネットしか使用できなかったりとさまざまです。
インターネットの申し込み先は自分で選べるのか確認しましょう!
私の場合、インターネットを自身で手配できると聞いてましたが、いざ工事会社に来てもらうと、電話の配線が届いてないと言われてしまいました。
しっかりとインターネットケーブルの指し口まで確認すると良いかと思います。
また、最近ではインターネットに接続せずモバイルルーターを使用した方がインターネット料金の節約になります。
私は、インターネット回線を引くことができなかったので、SIMフリーのモバイルルーターを購入し1ヶ月1000~2000円でインターネットを使用しています。
動画の視聴を考えていないのであれば、工事費もかからず大きな通信費の節約になるので、オススメです。
内覧時のチェックポイント④:窓の開け閉め
窓や扉によっては開きにくい、開かないといったこともあります。
全てとは言いませんが、ベランダや換気が必ず必要な窓の開け閉めが可能か確認しておくと良いでしょう!
内覧時のチェックポイント⑤:エアコンの設置場所
これも後で焦りました(;^ω^)
エアコンの設置場所です。
リフォーム・リノベーション後ならなおさらですが、室外機が置けないことはもちろんのことエアコンの設置スペースが狭すぎる場合があります。
リビングが広いわりにエアコンの縦のスペースが少ない場合は注意してください。
内覧時のチェックポイント⑥:冷蔵庫・洗濯機の設置場所
メジャーのところにも書きましたが、冷蔵庫が設置できるか、またそれ以前に外から中に運びこむことができるかも確認しましょう!
内覧時のチェックポイント⑦:カーテンの横幅、高さの確認
もし、使いたいカーテンがあるなら、横幅・高さの確認をしましょう!
また、新しく購入・発注する場合でも既製品で対応できないケースが多いので、横幅・高さを測定しておくことが無難です。
家賃交渉は必ずこちらから提案する
最後に家賃交渉についてです。
家賃交渉はこちらから提案しなければ、仲介会社から提案されることはありません。
なんと2000-3000円程度なら大体の物件が交渉に応じるとのこと!
その家賃交渉の具体的な方法はコチラにまとめています↓