日産新型リーフのモニターに応募し2日間試乗してみた感想

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日産新型リーフ前面

先日、テレビCMでも話題の日産新型リーフのモニターに応募してみました。

特に当選とかではなく、応募すれば誰でも1泊2日で試乗することができます!

率直な感想は、意外と広いし乗りやすい車!

実際の走行距離や充電回数など、1泊2日で試乗した内容をリポートしたいと思います。

新型リーフのモニター応募方法

メールで応募

まずは新型リーフのモニター試乗の方法ですが、自分が住んでる地域の日産の店舗に専用フォームから問い合わせをします。

その後、日産の担当者から連絡があります。連絡方法は電話かメールを選べるので、僕はメールを選択しました。

その際に実際の日程を決めて、あとは当日お店に来店するだけです。

必要な料金

料金は一切かからず無料です。

充電については、日産自動車ディーラーに設置されてある急速充電スポットを24時間無料で使用することができます。

保険料だけでも取られるのかと思いましたが、もともと日産が入ってる保険で賄えるよう、しかも一般的なレンタカーの免責補償内容より手厚かったです。

新型リーフ貸し出し当日の流れ

リーフの貸し出しは、最大で店舗の営業開始時間から翌日の閉店時間まで借りることができます。

僕は10時前に来店し、翌日12時に返却しました。

貸し出し当日は、手続きや説明に30分ほど掛かります。

アンケートや車両保険の同意書、e-pedal・プロパイロット・充電方法の説明などです。

その際、車を購入する方と同じく飲み物やお菓子のサービスがありました。

新型リーフ返却時の流れ

翌日、リーフの返却後は店内でリーフについて説明があり、最後に質問ができました。

特にアンケートとかはなかったです。

押し売りのようなことはなく、30分ほどお話をしてお店をあとにしました。

いざ新型リーフ試乗!航続距離や充電回数は?

1泊2日で京都から名神高速・新名神高速・伊勢自動車道経由で、三重の相差町で1泊、翌日京都に戻るといった道程です。

1泊2日の道程[1日目]

出発地 到着地 距離 充電残り
京都東インター
[京都府京都市]
本格炭火焼うなぎ
いしぐろ
[三重県伊勢市]
144km 100⇒33%
本格炭火焼うなぎ
いしぐろ
道の駅 伊勢志摩 22km 22%
道の駅 伊勢志摩 三重日産志摩店 1.8km 21⇒73%
[30分充電]
三重日産志摩店 民宿 あみ源 14km 64%

乗り始めは100%充電で航続距離が318km。

リーフ100%充電航続距離

結構余裕かなと思ってましたが、そこから144km移動すると残りは33%、航続距離は84kmまで減りました。

最初の航続距離から計算すると、318km-144km=174kmとなるはずなので、90kmの誤差が出ていたことになります。

リーフ33%充電航続距離

リーフの場合、燃費ではなく電費っていうのかな?。

電力消費計とモニターには記載がありました。

リーフ電力消費計

ガソリン車とは逆で、街乗りでは電費は良くなり、高速道路では電費は悪くなるみたいです。

後からディーラーの方に聞いたところ、アクセル踏みっぱなしバッテリーが熱い状態が続くことで電費が落ちるとのこと、休憩なしで高速道路に乗り続けてると航続距離が伸びないということでした。

1泊2日の道程[2日目]

出発地 到着地 距離 充電残り
民宿 あみ源 マルカミ海産 2km 63%
マルカミ海産 三重日産伊勢神久店 25km 55⇒80%
[17分充電]
三重日産伊勢神久店 京都東インター 143km 18%

帰りは80%充電してから高速道路に乗ることに。

80%以上の充電は急速充電では時間が掛かるので、急速充電では80%まで回復することをオススメされました。

行きとほぼ同じ143kmの道程でしたが、充電の減りが激しいので結構ハラハラしました。

最後の方はエアコンを切って、速度も80kmに落として何とか18%残してリーフのモニター試乗を終えました。

0%になっても何kmかは走るでしょうが、ガソリンほどではないと思うので、最後の方はempty状態で高速を走ってるようなものでドキドキでした。

新型リーフに試乗してみた感想

新型リーフに試乗した感想をまとめてみました。

運転しやすさ

新型リーフ

運転はとても快適でした。

排気量に換算すると、セダンクラスと同等ということでしたが、加速はまずまずかな?

排気ガスが出ないので音は全くありません。

そして、特に高速道路で使えるプロパイロット機能、これがめっちゃ楽チンです!

要は車間距離と走行速度を指定して、アクセルとブレーキが必要なく前の車について行ってくれる機能、ハンドル操作だけしてたら走行してくれるんです(^^)/

今回特に渋滞はなかったですが、渋滞時はさらに楽になると思います。

ただし、プロパイロット機能を使うとバッテリーの減りは早いような気がしました。

充電スポット

新型リーフ充電方法

電気自動車で困るのが充電スポット、ガソリンスタンドほど数がないし時間も掛かるのが難点です。

ただ、今回新型リーフを走ってみたところ、意外と充電スポットって多いです。

カーナビで近くの充電スポットを探せるんですが、半径5km以内とかでも少なくとも10ヶ所以上はありました。

電気自動車に乗ってみて、普段は意識しないだけであって、こんなに充電スポットが街中にあるんだということに気づきましたね(;^ω^)

サービスエリアはもちろん、スーパーやコンビニ、田舎にも関わらず小さい民間施設にも。

さらに、専用アプリで充電スポットが空いているのか、待ち時間があるなら何台待ちかなどもわかるそうです。

今回の1泊2日のモニター試乗で2回充電しましたが、僕は幸い待ち時間なしで充電できました。

ただ1回目の充電の際は、僕が充電をはじめてすぐ充電待ちのリーフが来たのでタイミングが悪ければ1時間近く待たなければなりませんでした。

とはいえ、日産ディーラーで充電すると、飲み物も出していただけて、雑誌読みながらの30分なので特に苦になりませんでした。

充電の回数・頻度と航続距離

充電をどのくらいの回数・頻度で行うのか、何kmくらいなら充電せずに運転できるのか・・・

こればかりは、実際に乗って運転してみないと分からないかもしれません。

僕の感想としては、街乗りだけならリーフは非常に優秀ですが、高速道路を使った長距離になると少し不安です。

初回の満充電の時は180km、2回目以降80%充電の時は120kmくらいの移動で充電スポットへ向かった方がいいかなと思います。

新型リーフのメリット・デメリット

最後に新型リーフを買うにあたってメリット・デメリットをまとめたいと思います。

メリット

  1. ガソリン代が掛からない
  2. エンジンオイルの交換が必要ない
  3. 補助金が40万円支給される[2018年]
  4. 日産が自宅に充電設備を設置してくれる[上限10万円までだが、通常の工事なら10万円以内]
  5. 車内は思ったより広く、トランクも広い
  6. プロパイロット機能が楽チン

個人的には2番目と4番目がお得かなと思いました。

デメリット

  1. 車両価格が高い[本体価格で360-390万円]
  2. 外出先で充電する場合は、1回500円前後あるいは月2000円の充電料金が掛かる
  3. 自宅で夜充電する分には問題ないが、外出先だと待ち時間を気にしなければならない
  4. バッテリー不具合による補償は8年間のみ、8年後には乗り換えを検討しないといけない

個人的には、月2000円の充電料金が意外とネックかなと思います。

ガソリン車とどっちがお得?

総括すると、街乗りだけなら候補に考えるのもアリかと思います!ただもう少し安くなって欲しいというのが本音ですかね。

新型リーフがどれくらいお得なのか試算してみました。

ガソリン車のガソリン代とオイル交換代

現在のガソリン代を150円/L、燃費15km/L、8年間で10万km走行するとして試算してみると、ガソリン代は8年間で合計100万円となります。

オイル交換代5000円を8年間で50回したとして、オイル交換代は合計25万円となります。

ガソリン代+オイル交換代=125万円

新型リーフの電気代

自宅では充電せず、月2000円のプランに入ると仮定すると、

2000円×12×8=19万2000円

ガソリン車との比較では約100万円ほど新型リーフの方がお得になりますね。

あとは、補助金を含めて車両価格の差をどう判断するでしょうかね。

100万円ほど新型リーフの車両価格が安くなれば、ガソリン車と比べて総合的にはお得と言えるのではないでしょうか?

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