京都の桜の名所といえば、八幡にある淀川河川敷の桜のトンネルが有名かと思います。
僕は4-5年ほど前に行きましたが、渋滞がひどいのと駐車場の混雑が大変そうだなと思ってみていました。最近ではインターネットで取り上げられることも多くて、渋滞や混雑はこれまで以上になっているようです。
淀川河川公園背割堤地区に
— よっちゃん (@yochyan4881) April 7, 2019
さくらを見に来ました。
凄い人です。
臨時列車に臨時派出所まで pic.twitter.com/F2jJoe0V58
そんな中、穴場的なお花見スポットのひとつが勧修寺[かじゅうじ]というお寺です。
僕が行ったときも近郊の他府県ナンバーの車ばかりで、わざわざ勧修寺に立ち寄っているようです。
今回は、人の出入りが程よくてゆっくり桜を鑑賞できた勧修寺を紹介します。
勧修寺へのアクセス
勧修寺の最寄り駅は、京都市営地下鉄東西線の小野駅です。
小野駅から徒歩6分なので、まずまず便利なところにあると思います。
今回は、車で伺いました。京都東ICを下りて10分程度で到着するので、車のアクセスも便利です。また、事前情報で駐車場は40台分あるとのこと。
駐車場は、勧修寺の受付前にあり、特段しきりのようなところはありませんでした。40台とあったので余裕かなと思ってましたが、かなり窮屈に停めても20-30台しか停めれないような気もします。
駐車場は特に案内する人もおらずで無料で使用できますが、台数が限られているのでもしかしたら少し待つかもしれません。
勧修寺の中に入るには大人は400円掛かりますが、一応外にも桜は十分咲いてますので、桜だけなら勧修寺の外を歩くだけでも少しは楽しめるかと思います。
写真は勧修寺の外にあった桜でしたが、これが一番きれいに咲いていました。この通りは桜が何本もキレイに咲いているので無料スポットとしてもオススメです。
今回は、せっかくなので勧修寺内にも入って桜を鑑賞してみました。
勧修寺の桜の写真
今回訪れたのは、4月6日の土曜日。ちょうどお昼の12時くらいでした。
初めて勧修寺に行きましたが、勧修寺内の庭園は小さいながらも桜の木が沢山あるため、お花見シーズンは結構楽しめると思います。
飲食禁止と書いてあったので、お弁当を持ってお出かけというわけにはいかないのが残念でした。
入園料を払ってすぐ見えるのが、宸殿と呼ばれる大きな建物です。
ここら辺の木は桜ではなく梅か紅葉でしょうか?
宸殿の奥には書院があり、前庭には勧修寺型灯篭と呼ばれる水戸黄門さまから贈られた灯篭であると言われています。
灯篭の周りにはハイビャクシンと呼ばれる木で囲まれているので、ちょっと写真ではわかりにくいですね(;^ω^)
書院の前庭にはさらに濃いピンク色の小さな桜が咲いていました。
さらに奥へ進むと、桜並木まではいきませんが、程よく桜がキレイに咲いています。
写真でもわかるように、京都市内の名所とは違って観光客がほとんどいないので、完全に桜の穴場スポットかと思います[一応、勧修寺も京都市内ですが]
最後に庭園で広がっているのは、氷室の池。
ちょっと水が少なくて濁っていましたが、鯉が沢山いて白い鳥=白鷺でしょうか?もちらほら見れました。
いくつかベンチもあったので、いい天気だとここでゆっくり座って日向ぼっこもできますね。
後ろに見えるのは観音堂です。中に入れるのかは確認していません。桜のバックにあると京都らしい写真に見えませんか( ̄ー ̄)
これは別角度からの写真ですかね。
僕が撮った勧修寺庭園内の写真は以上になります。
桜が沢山あってキレイというよりは、ご覧のように京都市内の中では人が少ないので落ち着いて桜を鑑賞できるといったところがオススメの理由です。
他府県から来られている方が多いのも、京都東ICを下りて10分ほどで到着し、おそらく京都の中でも穴場的なスポットだからでしょう。
近くには醍醐寺も桜の名所としてありますが、醍醐寺はかなりの混雑です。醍醐寺と勧修寺をセットで行ってもいいですし、混雑がひどい場合は勧修寺で京都の穴場的な桜を鑑賞してみてはいかがでしょうか?